パブリッシャーとしてのブックスボックス
インディーズレーベル「ブックスボックス」は、これまでに、音楽CD(7タイトル)・電子本(3タイトル)・映像DVD(2タイトル)を企画制作販売。
全国有名 CD/DVDショップへの配給・WEB販売・ライブ会場での即売等を行っています。
2006年3月からは、一部CD作品の、国内・海外での音楽ダウンロード配信を開始しました。
今後も、音楽・映像作品を制作・公開していく予定です。
- タルバガン [野遠見] (BWM-B501 2005) 音楽CD
アジア中央部民族音楽ユニット「タルバガン」(等々力政彦・嵯峨治彦)、待望の第三作CD。アンサンブル、成熟。パワー、アップ。音楽性、多様でなおかつディープ。ときどきお茶目で笑いもさそう。ゲストもクール(OKI:トンコリ、渡辺亮:パーカッション、瀬尾高志:ベース)。1.草原の革命 (Revolution in the Steppe)
2.ボグド、真白き山 (Bogd Du:nzhingarav)
3.隊商ロマンチカ (Beezhin)
4.フーメイ・スグットのビエルゲー (Kho:o:mei Sygyt Bielgee)
5.のどおみ (Nodoomi)
6.エキ・エキ・アーッタル (Eki-Eki-A"ttar)
7.フチへの子守歌 (O:pei kho:o:mei)
8.カルダク・ハマル峠 (Kaldak-Khamar)
9.654ビエルゲー (Six-five-four Bielgee)
10.天の風 (Tengeriin Salkhi)タルバガンCD『野遠見』、「ミュージックマガジン」誌(2005年8月号)に登場!
中村とうようさんに、高評価をいただきました。
「『タルバガン/野遠見』(ブックスボックス BWM-B501)この二人組は00年4月号本欄で取り上げた。ホーミーやモンゴル、その向こうのトゥヴァの楽器で特異な音楽をやる日本人だが、ホーミーなんて不自然な発声の嫌いなぼくさえ引きつける魅力があった。今回も同様に、極めて強烈な個性を発揮しながらアダチ・チンドンじゃないけど実にピュア。シベリアの大地を吹く風みたいに自然。[8]」(171p [ワールドミュージック/album reviews])評者・中村とうよう - [自由・交感 岩下徹・杉吉貢・畑中正人] (BXM-B501 2005) 映像DVD
岩下徹(即興ダンス)・杉吉貢(墨絵)・畑中正人(音楽)、比類なき即興の比類なき映像化。表現を超えて表出し、自由に交感するものたち。その動き、光と影、そして音。2005/04/02 札幌。NPO法人[コンカリーニョ]主催の公演[SHOOT THE WORKS! 自由・交感Act1]。その1時間の即興を撮影・録音、その映像・音楽を編集し2タイプ(接写・俯瞰)2時間におよぶDVDビデオに作品化。
舞台プロデュース・演出・照明は、NPO法人「コンカリーニョ」高橋正和。
舞い・描き・奏でる。三者三様、時に共鳴し共振しあい時に挑発し反発しあうその世界は、緻密に構成された作品に匹敵する比類のない時空間。その濃密・多彩な時間と空間を、舞台上に客席に高みにいるかのように体感。
「接写」バージョンは、ステージ上で動きまわるカメラの接写・1ショット撮影映像。「第四の出演者」として、コラボに参加したかのような感覚。客席からは決して見ることのできない、岩下徹の動き・息遣い・目線を、間近に。
「俯瞰」バージョンは、ステージ全景を収めた俯瞰映像と、客席の様々な角度からパフォーマの魅力をとらえた移動カメラ映像を編集。杉吉貢が描き出す50枚に及ぶ墨絵が刻々と場の空気を変えていく様子は圧巻。畑中正人の音源編集によって、音楽作品としても高質に。
- 柳瀬 美保 [ふたつの小鳥] (BWM-B401 2004) 音楽CD
画家・小説家の柳瀬美保が、音楽家としてリリースした初アルバム。聴いて、見て、読んで。世界に一つの世界観を感じてください。
歌・作詞・作曲・絵:柳瀬美保 音楽プロデュース:岡田浩安 ゲスト参加:嵯峨治彦(馬頭琴),犬伏青畝(AG),山本恭久(PREC),瀬尾高志(B),ロケット・マツ(パスカルズ)(KB),田原キヨ(B),小松崎健(HD)1 三日月の浜(嵯峨,犬伏,岡田)
2 ふたつの小鳥(犬伏,山本,瀬尾,岡田)
3 はじまりのうづまき(岡田)
4 遠い国(ロケット・マツ,山本,田原,岡田)
5 君と月のステップ(ロケット・マツ,瀬尾,岡田)
6 真昼の月(小松崎,岡田,山本)
7 キツネ(嵯峨,犬伏,岡田)
8 途方のまち(岡田)
9 吹雪の夜に(犬伏,岡田)
10 星の舟 (瀬尾)
11 鳥(ロケット・マツ,瀬尾,犬伏)
12 いつかふたりで(犬伏,岡田)
「ここにあるのは、生命の不思議が紡ぐ夢。この夢の中に、いつまでも浸っていたい。」(作家・森下一仁)
「遠い昔の記憶にある童謡のようにゆるやかなアコギの旋律、ほんわかした歌声と淑やかなブレスが、音と絵がひとつになって紡がれる世界を幻想的に描きたてる(周)」(「CDジャーナル」2005年5月号より)
- 谷本 光 [Shadows and Lights] (BTD-B401 2004) 映像DVD
前進・成長を続ける、ソロインストアコースティックギター演奏の谷本光。その音楽CDだけでは伝えきれない谷本光のパフォーマンスの魅力を伝える、DVD音楽映像作品が「シャドウズ・アンド・ライツ」です。カラー ステレオ 55分\[画]ワイド
1 影と光
2 山へ行こう!
3 サンクス・トゥ・ミュージック!!(live収録)
4 シルクロードの風 session version(live収録)
5 渡り鳥 session version(live収録)
6 end credit「カムイミンタラ」(live収録)
〈映像特典〉
7 渡り鳥 unplugged version/奏法解説
音楽CDだけでは伝えきれない谷本光のパフォーマンスの魅力を映像化。 music clip「影と光」「山へ行こう!」・ライブ映像「サンクス・トゥ・ミュージック!!」「シルクロードの風」「渡り鳥」「カムイミンタラ」・特典映像「渡り鳥 unplugged version」・詳細丁寧な「奏法解説」。ロケ地の一つは、大雪山系旭岳。北海道の雄大な自然の中、谷本光、光ってます。
- 谷本 光 [Thanks to Music!!] (BWM-B301 2003) 音楽CD
ニューエイジギターの若き才能の記念すべきデビュー作。創造性豊かな、聴き手の想像力をくすぐる音の世界。
2002年2004年のライジングサンロックフェス、2003年2004年のフジロックフェスに、それぞれ登場!たった一本のギターから生まれる、多様な音の表現。1.渡り鳥
2.サンクス・トゥ・ミージュック!!
3.シルクロードの風
4.山へ行こう!
5.影と光
6.直感飛行
7.ストロング・スピリット
8.渡り鳥
9.淡色の想い出
アコースティックギターマガジン「…タッピングやハーモニックスを随所に取り入れたフレーズ、ボディを叩くパーカッシブ・サウンドのドライブ感。流れ来る音のどれもが、ギターを手にしてわずか3年弱の者が奏でる音とは感じられないのだ。しかし17歳という年齢も相まってか、嘘や欺瞞のないストレートな曲調や音像は実にフレッシュ。彼が思い描いたであろう情景が目に映るようだ。…(加納大嗣)」
「GIGS」2002/08「…アコースティックギターのインストアルバムなんですが、感動のルツボ。クラシカルな感じ、スパニッシュな雰囲気、ちょっと楽し気なもの、激しいもの、も~テクニックはもちろんだけどとにかく1曲1曲が美しくて、こんなにも音には色や表情があるのだと、うっとり。心に染みます。ホント。(ちゃっかり八兵衛)」
「CDジャーナル」2002/09「オープンD、ダブルドロップ、Dサスペンデッドなど5種類の変則チューニングを駆使して9曲を書き下ろし演奏する、17歳の天才ギタリスト。その超絶技巧に舌を巻くが、その深い音楽性に末恐ろしさを感じる。文句なしに世界レベル。将来が楽しみだ。(介)」
- 長根 あき [Mon-o-lah] (BWM-B101 2001) 音楽CD
「ムックリ」の音は、小さなものだし派手でもない。けれども自然とともに生きる人々が愛したその響きは、聞く人の心の深いところに静かな共鳴を生み出す。響きと共鳴、それは決して消えることがない。誰かがその共鳴の「輪」に加わり、歌い踊り続ける限り。 アイヌ民族の口琴「ムックリ」が歌う、「モノラー」=「母なる大地」の響き!
[BRUTUS]No.505 2002/07 「シベリアのサハ共和国の口琴にも強い影響を受けたというムックリ奏者の長根あきさん。ムックリを基点に、カムイユーカラ、シベリア、アラスカ、チェロキーの精神世界まで透視して、独特の温かさあふれる世界を展開する。EPOらも参加してます。」
- 新田 昌弘 [SHAMISEN KID] (BWM-B001 2000) 音楽CD
津軽三味線・新田昌弘の17歳のソロ・デビュー作。2000年録音。翌年メジャーデビュー、以後大活躍。その礎となった作品。全国大会連覇の実力を誇る、伝統曲演奏と、自由な音楽センスが光る、民族楽器演奏家との熱いセッション。「SHAMISEN KID」は最初から本物だった。
津軽の春は5月の連休に合わせるようにやって来る。冬が厳しいぶん、待ち望んだ春の訪れを喜ぶ気持ちは、関東以南に暮らす人以上の感慨があるに違いない。そんな風土が育てた芸能が津軽三味線だ。韓国の伝統音楽にも共通するような重いビートに、切れのいいバチが冴え、思わず体全体が揺れるような心地よいリズムを刻むその響きは、まさに雪の下から毎年、必ず芽生えてくる大地の生命力そのものといった感じ。現在、17歳の新田昌弘は津軽三味線の家元に生まれた。14歳で津軽三味線を習い始めるや否やメキメキと腕を上げ、昨年の第12回津軽三味線全日本金木大会、一般A級の部で見事、最年少で優勝を果たした逸材だ。すでに父親とのデュオでCDデビューしており、このCDが二作目となる。ここでは伝統に則った「正調」の津軽三味線を安定したテクニックで聴かせるほか、さらにアフリカの太鼓(ジャンベ)やモンゴルの馬頭琴(モリンホール)などを交えた独自のフュージョンが聴きもの。その発想の自由さ、解放されたマインドは大物の素質十分! オンマイク収録のサウンドだが、鮮度は高く、切れの良さと多彩な音色が楽しめる。」(リポート=小川ひろし)」
- タルバガン [TAIGAM] (BWM-A901 1999) 音楽CD
「モンゴルやトゥバの楽器とホーミーをやる二人組。途中で日本語の歌が出て来てビックリ。説明を読むと二人は日本人だった。ホーミーは生理的に嫌いだが、外国の伝統音楽の見事な消化に感服。これまで聞いた本場のホーミーより好感の持てる快演だ。8」([ミュージックマガジン]2000/04 中村とうよう氏)
2.チャダーナの僧院跡
3.広々とした平原~私のメジェゲイ
4.ドンシャン・ポルカ・グーグー
5.口琴トリオ
6.十勝馬唄
7.コジャムク~モンゴル・ワルツ
8.ボヤント川~ウルラジゥール
9.オヨーダイ
10.木曽甚句
11.コングレイ~白鳥
12.子守歌
13.ウタリ・オプン・パレワ~私のホムス
等々力政彦・嵯峨治彦「喉歌(のどうた)ユニット」、タルバガン。南シベリア・タイガ(針葉樹林)の歌からモンゴル・ステップ(草原)の歌、アイヌ民族の民謡から日本の馬の歌・旅の歌まで。国境を越えた不思議で素敵な「新しい伝統音楽」がここに! 1998年7月ユネスコ主催第三回ホーメイコンテスト(@トゥバ共和国)で、ゲスト部門優勝・総合準優勝!
- タルバガン [大地に立つ] (BWM-A801 1998) 音楽CD
あがた森魚カバー(『日本少年2000系』.タルバガンもゲスト参加)「ボグド・ドゥンジン・ガラブ/チラ・ホール」収録。等々力政彦はトゥバ民族音楽の第一人者。OKIプロデュース・安東ウメ子『ウポポ・サンケ』参加。喉歌と馬頭琴の演奏家嵯峨治彦は、EPO・金子竜太郎(鼓童)とのトリオ「Aguri」でも活動中。
2.ボグド・ドゥンジン・ガラブ/チラ・ホール
3.アラシュ川
4.ドンシャン・グーグー
5.口琴メドレイ
6.シュプト・メロディア
7.星めぐりの歌/ビスティング・トゥバ
8.3つの孤児の歌;腐った木|孤児の歌|もしもひとりぼっちだったら
9.四歳の赤毛の馬
10.メジェゲイ/こきりこ節
11.馬蹄のとどろき
12.ベージン(北京)
13.竹田の子守歌
14.エキ・アッタル - 等々力 政彦 [TUVA] (BWP-001J 1997) CD-ROM電子本
INFORMATION
- 「ICCベストコンテンツ賞」授与
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2004年4月には、「札幌市デジタル創造プラザ インタークロス・クリエイティブ・センター(ICC)」より、谷本光DVD『シャドウズ・アンド・ライツ』等の制作販売に対して、「ICCベストコンテンツ賞」が授与されました。